田中将介

-tanaka masayuki-

起業をしたい子には、ビジネス本では無く、宗教や哲学本をお勧めする。

書評

起業をしたい子には、ビジネス本では無く、宗教や哲学本をお勧めするなあ。
経営は結局のところ、他人や自分の心とどう向き合うか、が大半だから。
宗教は最古の組織体でもある訳だしね。後は社会学本もお勧めかな。
起業とは、社会や時代という大きな物語の中に、自分の物語を重ねることだから。

哲学や宗教本には別に答えなんて何も書いてないよ。
何かやりたいけど何をしたら良いのかわからない、なんて子は
、自分自身の物語が欠如していると思う。
自分が起業などしなくても回るこの世の中で、
あえて何かをやる意味や自分とは何かを考え物語を再構築する
そして宗教ではなく自身の物語を信仰する。

かつて宗教を信仰し信仰対象を絶対化することで、
人は死や悩みや理不尽な事を相対化させ乗り越えてきた訳だけど、
起業とは自身の物語にそれを求めることなんだと思う。
即ち、コンプレックスや過去の辛い出来事を自分の物語の中で相対化させることで、
その人だからこそやる意義のある事業が生まれる。

何を言ってるのか自分でもよくわからなくなってきてる。

絶対化するもので言うと例えば就活なんかもそうで、あれは一種の信仰であり宗教だよね。
だから内定が取れずに死を選んでしまったり、就活をしない人を排除してしまう。
放射能も、排外主義も同じ様に思う。他に信仰を求めることは悪いことでは無いが、
絶対化する対象を間違えてはダメだ。

自身の人生を物語にして自ら信仰することで、
コンプレックスや悩みや過去の辛い出来事を相対化させてしまおう。
そしてその替えがきかない自分だけの物語こそが、自分が何かをやる時の意義になり
共感する人を仲間に巻き込む力になる。起業や表現ってそういうことだと思う。

いじめ、家庭環境、就活、ニート、ブラック、震災。
生きてるだけで理不尽なことだらけだよね。
他人が軽く言える問題じゃないが、そのひとつひとつを絶対化させて執着してしまうと、
より生き辛くなってしまう。苦しい作業かもしれないが、
それらを自分だけの物語で包み込んで、相対化させてしまおう。

っていう話。

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