タイ・バンコクからスウェーデン・ストックホルムまでの航空券が3万きった
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ノルウェジアン航空神
僕は世界を放浪していた 。
カンボジアで8ヶ月ほど国際NGOで働いたあと、
残りの4ヶ月をどのように使おうか考えていた。
当初は、中東でまた国際NGOのお手伝いをする予定だったが、
情勢が不安定になり、渡航は中止になった。
南米さえ行ければいいやと思っていた私は、南米に入るために「イエローカード」を取得しなければならなかった。
これは、黄熱病の予防注射を受けたらもらえるもので、南米では必須と言われる。
今思い出してみると、本当に入国に必要だったかと言われれば、そうでもない気がする。
バンコクのスネークファームという病院が、黄熱病の注射を打つのに、価格と安心の面で最も優れているとされていたからだ。
ということで、タイから次はどこの国へ行こうかと、とにかく航空券を探し続けていた。
できるだけ安くて、心がワクワクする場所。まずは、ヨーロッパあたりに飛べたらいいなと考えていた。
あった。
ノルウェジアン航空!朝9時半発!!
なんと3万をきる激安チケットだ。
(実はlast passengerで、去年のイギリスに続き、1年ぶり2回目)
航空券はskyscannerで探すのが圧倒的によい。
これは旅人共通認識である。
たまに、studentuniverseというものを使っていた。
これ、studentでなくてもたぶん使える(笑)
サイトが圧倒的に見やすい。
いつの日付が最も安いか一発でわかる。
さあ、ここでオチを紹介しよう。
前出の通り、バンコクは、日本よりもはるかに安く注射を受けられる。
だから予防接種でバンコクに寄る人が多い。
予約も必要ないらしい。
営業時間は10〜16時という噂。
スネークファームという場所のすぐ近くにある、
なんだっけな、red cross?という病院に向かっていた。
さて、僕の不安の種はいっぱいあった。
1,そのおばちゃん英語がわからない、そしてたぶんスネークファーム(近くのへびの観察所?)に行きたいと思われている
2,バイタクの野郎が、今日は国王の誕生日だから開いているかわからないよと言っていた
結果
1さんざん歩いたあげく、しつこいまでにスネークファームまで連れてかれた。ばいばいしてからちょっとベンチで休もうと思ったら、違う、あっちだよっていいにもどってきた。僕は蛇を見たくない。
2休みだった。
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【【【 】】】
おい!!!!タイの国王!!
約365日ある一年のその一日、国王の誕生日に見事にヒット。。。
バンコクにきた意味を見失う。
途中経過を書こう。
病院は大きかったが、閉まっている空気があるので、
途方にくれながら、とぼとぼ歩いていると
サイクリングの格好をした男2人組に出会った。
事情を説明すると、あっちにあるよ!ついてきな!
と頼もしい返事が返ってきた、一筋の光が見える。
連れて行かれた場所はなんと・・・
献血所。
おい!!!誰も血を抜く気はない!!
とりあえず注射という単語がわからなかったので、
僕のせいです、ごめんなさい。
目的を果たせず、電車に揺られ、空港に向かったのであった。