田中将介

-tanaka masayuki-

ユニクロよ 縫製工場のリスト公開よりももっと大切なことがある

エシカル

ついにユニクロが工場リストを公開しました。おそらく現地の女の子たちは急に外国からいい格好した人たちがここ最近くるなあと感じていることでしょう。

そして、やけに最近は残業が少ないし、工場のオーナーも優しい。どうしたんだろう。

と思っているに違いありません。SNSでもシェアしましたが、
日頃はあまり価値が出せない私ですが、ユニクロの労働環境のことについては、1000本の指に入るくらい詳しいと思うので(笑)、いや、カンボジアの工場に関しては100本の指に入るくらい詳しいと思うので(笑)とりあえずたたき台だけ書いておきます。

それにしても朝日新聞の記事で、ヒューマン・ライツ・ウォッチの土井香苗氏にコメントとるのは、ちょっとおかしいんじゃないかなあ?
それだったらずっと調査してきた他のNGOの代表にとるべきでしょう。
メディア批判なんぞ全くもって興味ないですが、この記者さんはこれまでのこの問題についての経緯を全く追ってきていないということがなんとなくわかりますね。
もし記者さん見ていて、「なに言ってんのよ!」と思ったら抗議してください。
謝ります(笑)

工場に行くまでの交通事故によって死んでいる労働者を忘れるな

さて、社会に対してほとんど価値の出せない私ですが(笑)カンボジアの縫製工場関連であれば、
ある程度時間をかけて調査してきました。なんならカンボジアのプレスパス、取材証をもっているくらいですので、どこでも取材できます。
今でも忘れられません。
朝の5時頃、辺りが真っ暗な中、工場勤務へ向かうバスを待っていた労働者たちが、
なんだか悲しそうな顔で、(残業や低賃金などの労働環境について)「もう慣れたからいいの」と、
漏らしたこと。そんなこと言わせちゃいけないだろうよ。魂がどこかにいっているような状態。
過酷なのはそこからで、何十人の労働者たちがトラックの荷台に載せられます。
これ、どういうことかわかります?
確実にトラックが転倒します。実際に何度も転倒して、何人も死んでいます。それが当たり前になりすぎて、もはや社会問題にもなっていません。ああ、恐ろしい。
つまり、工場の労働環境ももちろん悲惨ですし、命に関わることですが、
それよりも交通事故によって死んでいる労働者の数があまりに多いのです。
詳細なデータ等は、持っております。詳しく知りたい方は教えます。
今日は書きなぐって終わりにします(笑)

 

ファーストリテイリンググループ サステナビリティポリシーとユニクロ主要取引先工場リストの公開について

「世界を良い方向に変えていく」ためには、世界的な視野に立ち、自社とそのサプライチェーン全体を通じてサステナビリティ(持続可能性)の実現に向けた取組みが不可欠であると考えます。こうした考えにもとづき、当社はこのたび、自社の事業において特に地球環境および社会への影響と責任の大きい分野として、「サプライチェーン」「商品」「店舗とコミュニティ」「従業員」の4つの領域を特定し、これらの領域における持続可能性実現に向けた取り組みを推進する指針となる「ファーストリテイリンググループ サステナビリティポリシー」を制定しました。

このような書き方で、一般的な読者はわかるかな?
わからなければ質問をw

こちらのリストに記載されている4つのカンボジアの工場をピックアップしてみる。

Cambo Unisoll Ltd.

Seda village, Vihear Sour Commune, Ksach Kandal District, Kandal Province, Cambodia

 

Golden Apparel (Cambodia) Limited

National Road No. 5, No. 005634, 001895, Phsar Trach Village, Long Vek Commune, Kompong Tralarch District, Kompong Chhnang

Province, Kingdom of Cambodia.

 

GOLDFAME STAR ENTERPRISES ( CAMBODIA ) LIMITED

ROAD#21, PHUM KAMPONG PRING, KHUM SETHBO, SROK SAANG, KANDAL PROVINCE, KINGDOM OF CAMBODIA

 

JIFA S.OK GARMENT (CAMBODIA) CO.,LTD

Manhattan ( Svay Rieng ) Special Economic Zone, National Road#, Sangkat Bavet, Krong Bavet, Svay Rieng Province, Cambodia

 

行きたい人は、ぜひスタディーツアー地味にやっているので、一緒に行きましょう。

勝手に行きたい人のために、上からちょこちょこ解説しておきます!

Cambo Unisoll Ltd.

カンボジアの首都、プノンペンから車で30分ほどで到着します。カンダール州という場所で、日本でいう千葉、埼玉、神奈川的なベッドタウンエリアであり、首都プノンペンを囲むように広がっています。(クロマーマガジン)
アンコールワットのある日本人が大好きなシェムリアップまでは約7時間と遠いので、プノンペン国際空港から向かうことをおすすめします。

 

Golden Apparel (Cambodia) Limited

コンポンチュナムという場所で、プノンペンより約2時間、シェムリアップより8時間ほどにある陶器が超有名な町です。年に一回行われる陶器市は世界各国からバイヤーたちが訪れると聞いています。僕は陶芸に全く興味がありません!

 

GOLDFAME STAR ENTERPRISES ( CAMBODIA ) LIMITED

こちらも1つめと同じカンダール州。実はここにムスリムの人たちが住んでいるんです。チャム族と呼ばれています。カンダールに行ったとき、このモスクを訪れたいと思っていましたが、時間の都合上叶わず。次回!

 

JIFA S.OK GARMENT (CAMBODIA) CO.,LTD

スバイリエン州にあります。ここの州はいろいろありすぎて長くなるんですが(笑)

とりあえず、基本情報。→プノンペンより東部、シェムリアップより南東部にある平坦な街であり、ベトナムとの国境を有する。目立った観光地は少なく、州人口の多くは農業に従事している。
ベトナムとの国境バベット地域には経済特別区があり、様々な工場が建設されているほか、カジノも多い。ベトナム国内ではカジノが禁止されているため、週末には多くのベトナム人がカジノ目的で訪れている。ベトナム首都ホーチミンまでは約3時間、プノンペンより約3時間、シェムリアップより10時間

バベット州は聞いたことある人はあるでしょう。ベトナムの国境ということで、歴史から見れば、ベトナム戦争、カンボジア内戦の激戦地であります。「オウムの嘴」と称されたみたいです。

そして、不法入国、不法滞在、人身売買の巣窟になっていたりします。そりゃ国境だとね・・・。
日本の国としての事業も多く入っているほど課題が山積する地域です。
僕も行きました。日本の支援が入っていて、素晴らしい農業の環境になっていました。さすがJICA(笑)

 

 

え?日本にもユニクロ工場あるの?騙されてはいけない

 

他にも、え?日本にも工場あるからいいじゃん!!という勘違いをしないでほしいなあ。という点と、

リスト公開して安泰だと思ったらいかん。実際にこの工場に調査にいくぜよ。という点と、

いやいや、エシカルファッションとか、サステイナブルな話とかはもうわかった。それだけじゃ、スケール(規模が大きく)しないんだ!!とか、

GUはなんで公開されないの??とか、

色々思うことをかければいいなと思うわけであります。

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