コンプレックスは自分の力になるか
コラム

何かを売る。これはビジネスというらしい。
人の役に立つ。これもビジネスというらしい。
毎日、僕は何で人の役に立てるのだろうか。ということを考える。
なぜかといえば、毎日、人の役に立てないからだ。
汎用的なスキルはたくさんある。
けれど、お金になるようなスキルを持っていないというコンプレックスがある。
コンプレックスといえば、コンプレックスがないことがコンプレックスという人が増えてきたという話はとても興味深い。
だが、そのコンプレックスが増えてきたことで、何かとコンプレックスのせいにして、
体験や信念を語る人も増えてきて、それがうわべだったりして、うさんくさいと思われて、
結局、その上にいかなくなる。
結局、どういう結果を出しているか、どういうことをやっているか、でその人は判断される。
僕は、デザイン、ウェブ構築、資料作り、経理、何もできない。
毛が生えた程度だから、それで食っていこうとも思わない。
何を偉そうに、と言われるが、仕事を選ぶ。
僕はライターとして生きているが、基本的に自分の実績になるものしかやりたくない。
というと、エゴみたいだけれど、自分の時間を投資するのだから、自分で決めていい。
わくわくする仕事しかしたくない。
その結果、お金が減っても問題はない。
その分、違う時間の使い方をすることで必ずより大きな対価が得られると思っているからだ。
最近は、いろいろなビジネスを探っている。
だが、実は、気持ちが、振り切れた部分もある。
やっぱり、僕は今しか書けない本を書きたい。
自分が熱狂した人のことを、ひたすら書いて伝えたい。
やっぱり、僕はメディアをこよなく愛している人間なのだ。
「もっと本当のこと、みんな知った方がいいよ」
と思うのが根本にあるみたい。
正解とか正義なんてないけれど、勘違いというのはたくさんある。
自分の都合の良いように情報を取り入れ、発信していく人が、ださすぎてたまらない。
違う世界があるんだよ、とか、こんな世界があるんだよ、
というのを知ってほしい。
そうすることで、驚きや発見、世界や社会の見方が変わる人が増える。
だから、面白いと思う。だからジャーナリストという職業を志したんだ、昔。
それに全てを注ぐかと言われるとどうかわからないけれど。
何より、僕は、映画、本、テレビ、全てのメディアに触れ続け、時には、叱咤激励してもらい、時には、人生を救ってもらった。
だから、僕はコンテンツが好きだ。
人よりもコンテンツが好きかもしれない。笑
コンテンツという言葉は好きじゃないけれど。
雨で気分が落ちているので、文章を書いてみました。